2007年06月28日
阪急2300系の半世紀 前編
阪急電車は小豆色の車体にシルバーの窓枠。少し後退角がついた前面のてっぺん中央に2つのヘッドライト。というスタイルで統一されている。形式で分けると15種類ぐらいあるけれど、「そんなんどれ見ても一緒やんか」と言う方が多い。実際、見分けがつかない形式もある。

最初にこのデザインを採用したのが、1960年に製造された2000系(神戸・宝塚線用)と2300系(京都線用)だった。
この時のデザインが50年近くたった今でも踏襲されている。外見はマイナーチェンジや改造で少し変わっているが、基本デザインは変わっていない。
2003年から製造されている9300系で外装はだいぶ変わったが、内装の木目調の壁や下降式の窓、オリーブグリーンの座席などはほとんど変わっていない。

これは新造当時のパンフレットのコピー。
「人工頭脳で走る」っていうキャッチコピーがふるってますねー。
別の呼び名で「オートカー」というのもあった。
では何が「オート」かと言うと、「定速度制御装置」という仕掛がついた。
運転士が指定のスピードを設定してやると、トランジスターを使った電子頭脳が上り坂でも下り坂でも、一定のスピードにコントロールして走ってくれる。
自動車でいうと「オートクルーズ」とか「クルーズコントロール」とか呼ばれる装置だ。
ただ、オートクルーズを使ったことがある人ならわかると思うけど、よっぽど好条件(空いてる高速道路を時速80㌔で走るとか)が揃わないと力を発揮しない。
発車して1~3分で停まる各駅停車では出番が少ない。
機械が複雑なこともあってその後の車両には搭載されなかった。最近はまた搭載されてるようだが。
斬新なデザインと最先端のハイテクを搭載した阪急2000系と2300系は、鉄道友の会が優秀な通勤車両に贈る、「ローレル賞」を受賞している。
2000系は将来の架線電圧昇圧に備えるために製造を早くにとりやめ、昇圧後は定速度制御装置を外して使われた。
一方2300系は1967年まで増備が続き、1964年には特急用の2800系が登場し、定速制御を存分に発揮した、ことと思う。
(交通科学博物館所蔵の阪急2000系模型)
さてさてそれから47年、2000系はほぼ姿を消したが、2300系は京都線系統で走り続けている。

by きりん
つづく

最初にこのデザインを採用したのが、1960年に製造された2000系(神戸・宝塚線用)と2300系(京都線用)だった。
この時のデザインが50年近くたった今でも踏襲されている。外見はマイナーチェンジや改造で少し変わっているが、基本デザインは変わっていない。
2003年から製造されている9300系で外装はだいぶ変わったが、内装の木目調の壁や下降式の窓、オリーブグリーンの座席などはほとんど変わっていない。

これは新造当時のパンフレットのコピー。
「人工頭脳で走る」っていうキャッチコピーがふるってますねー。
別の呼び名で「オートカー」というのもあった。
では何が「オート」かと言うと、「定速度制御装置」という仕掛がついた。
運転士が指定のスピードを設定してやると、トランジスターを使った電子頭脳が上り坂でも下り坂でも、一定のスピードにコントロールして走ってくれる。
自動車でいうと「オートクルーズ」とか「クルーズコントロール」とか呼ばれる装置だ。
ただ、オートクルーズを使ったことがある人ならわかると思うけど、よっぽど好条件(空いてる高速道路を時速80㌔で走るとか)が揃わないと力を発揮しない。
発車して1~3分で停まる各駅停車では出番が少ない。
機械が複雑なこともあってその後の車両には搭載されなかった。最近はまた搭載されてるようだが。
斬新なデザインと最先端のハイテクを搭載した阪急2000系と2300系は、鉄道友の会が優秀な通勤車両に贈る、「ローレル賞」を受賞している。2000系は将来の架線電圧昇圧に備えるために製造を早くにとりやめ、昇圧後は定速度制御装置を外して使われた。
一方2300系は1967年まで増備が続き、1964年には特急用の2800系が登場し、定速制御を存分に発揮した、ことと思う。
(交通科学博物館所蔵の阪急2000系模型)
さてさてそれから47年、2000系はほぼ姿を消したが、2300系は京都線系統で走り続けている。

by きりん
つづく






