2008年07月22日

ラケット


 阪急箕面駅前の箕面市立郷土資料館で、
 「むかしの線路はラケット形」という催しを見てきました。



 ラケット形ってなんのこっちゃ?と言いますと、
 開業当時の阪急箕面駅の線路が、テニスのラケットみたいな形に敷かれておったということです。

 ←こんな感じ。

 今回の特別展示は写真撮影ができなかったので、郷土資料館の前に常設展示されているもので説明しております。




 当時の駅周辺のジオラマ。
 石橋から来た電車は貨物駅の前を通り過ぎ、降車ホームで乗客を降ろし、乗車ホームで乗客を乗せて石橋方面へ向かう、という構造だったのです。
 ラケット線路の内側は広場やホールがあって、イベントを開けるようになっとったんですね。


 でも、どうしてこんな大掛かりな造りになってたのかよくわからない。

 ウィキペディアによると、
ポールの付け替えの手間を省(くため)
、と書かれている。


 これは開業当時の1形電車の模型。
 当時は木造だったけど、のちに鉄製に改造された姿はこちら⇒⇒⇒

 昔の電車はポールという棒から電気を受けていた。
 これは進行方向が変わるたびに上げる向きを変える必要がある。
 写真では左側が上がってるので、右に進みます。


 でもそのためだけに、線路をいっぱい引き回したのだろうか?。
 ここんとこの説明は展示になかったような気がする。見落としたのかもしれないけれど。

 ひょっとしたら、箕面への行楽客が殺到して、電車をどんどん増発するのにこんな線形が便利だね、とか考えたんだろうか?。


 箕面駅前のロータリー。
 この辺がラケット形のてっぺんあたりになるそうな。

 結局ラケット形の線路は、宅地にする方が儲かるということで撤去され、現在のような普通の折り返し駅になったのでした。

 現代の目から見て、いや当時の目でみても、あまりにおおらか過ぎる設備のような気がする。
 それはそれで面白い。





 箕面駅がくねくね曲がってるのは、ラケット形の名残りなんだってさ。



 by きりん  
鉄道,グルメ,夕焼け,千里山,どこでもいっしょ