泉州の江戸っ子
水間鉄道は南海本線貝塚駅から水間(みずま)観音への参拝客を運ぶためにつくった路線。
距離5.5キロの路線をのんびり15分ほどかけて走っています。
実は乗ったことがなかったので、初体験してきました。
電車は銀ピカ。
元は東急電鉄の電車で、渋谷とか田園調布といったおしゃれな街を走り回っておりました。
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路線はわりとまっすぐに走っています。
途中の写真を全然撮ってないけど、ずーっと単線。
終点の水間観音駅。
お寺風の造りが実にありがたい感じ。
つい最近まで「水間駅」という名前だったのを変えたのですが、
以前の駅名、「
驛間水」と書かれた扁額も残されてます。
傍らのポストも現役。
水間観音駅に古い電車が置いてありました。
これは南海電車のお古。
関西は私鉄王国とか言われているのに、なぜ東京の中古車を導入したんでしょうね?。
水間鉄道の電車を調べたら、今の電車を買ったのが1990(平成2)年。当時で製造後26~27年の電車。
造ったら40年や50年使い倒す関西の私鉄だと現役バリバリのお年頃ですが、
関東はわりと早い時期に電車を取り換える傾向があるようです。
同じ中古車を買うんなら年式の新しい方がいいもんね。
というわけだかどうだか知らないけれど、最近の地方私鉄の電車は関東の私鉄の中古車が多いです。
この電車もそろそろ50歳になろうとしてますが、まだまだきれい。
ステンレスやアルミの車体は錆びないからペンキを塗らなくてもいいという利点があります。
私はそこが手抜きっぽくて好きではないのですが、
経営の苦しい地方私鉄としては助かる利点なんでしょうね。
by きりん
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