名鉄パノラマカー
新車です。
1961年、名古屋鉄道が国鉄と自動車に対抗して造った電車。
運転台を2階に上げて、先頭部に座席をつけた。
前面展望が楽しめる車両。
鉄チャンならずとも一度はのってみたい、と思いません?。
で、この電車のすごいところは、
当時は特急料金をとらなかった。
つまり電車賃だけで乗れる,
通勤できてしまうのだった。
ただ、通勤時は増結されて、パノラマカー同士が連結されることもある。
その時は車両を隔ててお見合いする形になる。
これはなんだか気まずい。
さて例によって、いろんな並びの撮影。
まずは同時代の
国鉄151系こだま。
実はどちらも
イタリアの特急電車をモデルにしている。
名鉄と東海道線は並んで走ってる区間が多いから、
この並びは新幹線が開業するまで実際に見られた。
名古屋の電車と並べたいけど、あんまり持ってないんですよね。
やはり同時代の
近鉄ビスタカーは名阪特急で名古屋を走ってた。
片や2階建て。
名鉄と近鉄の名古屋駅はすぐそば。
こんな風に並ばないけど。
国鉄の
381系電車(左)と
キハ181系気動車(中)。
どちらも名古屋-長野もう間の特急「しなの」に使われた。
で、どちらも名古屋では見られないけど、大阪では現役。381系は「
くろしお」、キハ181系は「
はまかぜ」で使われている。JR西日本は物持ちがいい。
が、物持ちの良さでは名鉄も負けてない。この名鉄パノラマカー、
まだ現役です。
一度は乗ってみたいもんです。
by きりん
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