2014年05月19日
第二章

三陸鉄道の復興支援に「キットカット」のネスレ日本を中心に立ち上がったのがキット、ずっとプロジェクト。
その一環で登場した「キット、ずっと号」。
最初は北リアス線の田野畑-久慈間で走ってましたが、第2号は2013(平成25年)の南リアス線部分復旧にあわせて登場。今は南リアス線全線で走っています。

キット、ずっと2号になった車両は「奇跡の車両」と呼ばれています。
東日本大震災の時、南リアス線の長いトンネルを走行中に地震が起こり、トンネル内で緊急停車したのですが、トンネルの先は津波で線路が流されて、もしそのまま走っていたら車両も流されていたかもしれなかったという状況だったそうです。
このエピソードは朝の連続テレビ小説「あまちゃん」にも使われてました。

キット、ずっと1号はもう走っていませんが、

そこは模型のいいところで、いっしょに走ってます。
北リアス線にはキット、ずっと3号も登場してるようで、いずれ模型化されるんだろか。そしたら3両つないで走らせられますかね。
4月に三陸鉄道は全線復旧し、第二章が始まったばかり。
でも北リアス線と南リアス線をつなぐJR山田線は全く手つかずのようで、JRからいろんな提案が出てるみたいだけど話は進んでいない様子。
第三章はどうなりますか。
もうひとつ新車でがす。

北三陸鉄道 36形気動車(お座敷車両Ⅱ)
潮騒のメモリーズ号
潮騒のメモリーズ号
朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の最終回に登場したお座敷列車で、
再結成された潮騒のメモリーズが乗車。潮騒のメモリーズ現象第二章が始まったところでドラマは終わるのでした。

この車両、以前にも登場しています。
北三陸鉄道開業25周年の時に記念列車として走ってます。

どこが違うかというと、車体に潮騒のメモリーズのポスターが貼ってあるかないか。

開業25周年の時はこのポスターが貼られていたので、製品もポスターを印刷した特別バージョンで発売されました。
これを限定発売したら、あっちゅう間に完売してしまい、再発売の声もあったのかもしれないけど、限定版のてまえ、同じものはだせないということで、「Ⅱ」の発売になったのではないかと推測する次第であります。
「Ⅱ」にはポスターが印刷されてませんが、付属のシールを貼れば25周年バージョンも再現できるようになっています。

なので「Ⅱ」に先頭の看板をつけなければ、三陸鉄道のお座敷列車そのものです。
それでもオタクさんなもので、つい釣られて買ってしまいました。

それにしても、実在しないけど車両はある北三陸鉄道が増えちゃったなぁ。
by きりん
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