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2014年09月12日

流れ流れて天竜下り 2

 新車です。

流れ流れて天竜下り 2


と、

流れ流れて天竜下り 2



 相変わらずのNゲージサイズの鉄道模型でございます。

 以前紹介した飯田線の電車シリーズ第2弾。
 またまた一癖も二癖もある電車が勢ぞろいです。


流れ流れて天竜下り 2

 まずはクモハ42形。
 東海道・山陽本線の京阪神エリアが電車化されるときに、
 阪急、阪神、京阪の私鉄電車に対抗すべく造られた電車です。

 クモハ42形は両端に運転台があるタイプ。

流れ流れて天竜下り 2
 クモハ53 000は運転台が片方のタイプです。

 どちらも京阪神地区から横須賀線に移され、飯田線に流れ着いた電車でした。

流れ流れて天竜下り 2

 クハユニ56形。郵便荷物二等車という、1両で郵便室と小荷物室と二等座席車の役目を果たします。
 関東地方で走っていた郵便荷物二等車や荷物二等車(どちらも改造当時は三等車、今で言う普通車)を飯田線用に改造されたもの。

 わたくしのお気に入り電車のひとつです。

流れ流れて天竜下り 2
 クハ47 153
 元をたどれば新快速の元祖、京阪神の流線型急行電車に使われていた二等、三等合造車、今で言う半室グリーン車でした。
 京阪神地区から阪和線に移り、飯田線に移る際に全室普通車にされ、中間車だったのを運転台をつけて先頭車に改造されました。

 窓の大きさが微妙に違うのが二等、三等合造車の名残りでして、左側の大きい窓の方が二等車、右側の中くらいの窓の方が三等車でした。

流れ流れて天竜下り 2

 中間車から先頭車に改造されるのにはいろいろ方法があるのですが、これは一番手間がかかっていない改造方法で、真っ平らな前面のままで運転室を付けています。
 改造された頃の国電は、こういうデザインが多かったですが。

流れ流れて天竜下り 2

 今回の飯田線シリーズの製品以外の、前からうちにあった車両もご紹介です。
 クモニ83 100番台。
 東海道本線の東京方面で走っていた、湘南電車の中の郵便荷物車を改造して荷物車にしたもの。
 クハユニ56には荷物普通車から荷物郵便普通車に改造されたものがあるのに、
 こちらは郵便室をやめてしまってます。

 30年くらい前にキットを組み立てたもので、これ1両だけ作ったものの後が続かなくて浮いてた模型なのですが、
 このたびめでたく連結器を改造して、飯田線シリーズと一緒に走れるようになりました。

 と思ったら次回の新製品に同じ電車が予定されています。

流れ流れて天竜下り 2

 ED62形電気機関車。
 飯田線は貨物用の機関車もあっちこっちからの寄せ集めだったのですが、さすがに古くなったので、
 中央東線で使われていた機関車を飯田線用に改造した機関車。

 たぶん数両の貨車を牽いてコトコト走ったのでしょう。

流れ流れて天竜下り 2

 いろんな電車がいろんな地域から流れ着いた飯田線。
 もしみんな口がきけて、お国訛りで喋ったら賑やかだったことでしょうに。

 ほとんどの電車が天竜川沿いの飯田線で天寿をまっとうしたのですが、

流れ流れて天竜下り 2

 その後を引き継いで飯田線用に新造された119系電車。
 これもすでに現役を退いているのですが、

流れ流れて天竜下り 2

 そのうちの何両かが福井県のえちぜん鉄道に流れて、九頭竜川沿いの路線を走っています。
 側面に原形の面影が残っていますが、動力装置は大改造を受けているとか。

流れ流れて天竜下り 2

 その改造工事が阪神尼崎の工場で行われてました。
 阪神尼崎の車庫で阪神電車に囲まれて、やはり改造工事を受けに来た阪急電車と並ぶ姿は、
 なんとなく居心地悪そうに見えました。

 三河弁と大阪弁でよもやま話などしてるのかな。

2014/07/15
決戦??




 by きりん


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Posted by きりん at 11:44 カテゴリは 「でんしゃ」ですニャ │ カテゴリは 「おもちゃ」ですニャ

コメントおねがいニャ (2)


コメントありがとニャ~
なんでいつも僕の思い出深い事柄ばかりうまい事書いてくれはるんですか・・・(^^;)。

 おかげさんで、明日、早よ起きてチャリツーに行かんとあかんのに、寝らへへんようになってしまいましたやんか・・・(^^;;)。

 ・・・という冗談はさておき、ここに登場した電車はみんな乗りました。それだけに、なんか見てるだけで、その時の記憶がついこの間のようによみがえって来てわくわくしてます。ほんま、懐かしいなあ。

 ED62型だけはさすがに乗るのは無理やけど、それでも、どこの駅やったか忘れたけど、通過する時に、昔、単線区間での通行票みたいな感じで使ってた、輪投げの輪みたいなやつを機関士さんから駅員さんが素手で受け取ってた職人技みて感動したの、思い出してしまいました。

 いつも楽しまさせてもろて、おおきにさんです。
Posted by チャリダーRYOチャリダーRYO at 2014年09月12日 22:34
 チャリダーRYOさん

 いつもありがとうございます。

 飯田線のタブレットは旧国と同じ頃になくなったようですが、8年前に中部天竜駅に行ったら、タブレットの機械がまだありました。
 写真はこちら
http://matsuyakilintei.osakazine.net/e73811.html
 あのタブレット閉塞の仕組みが、説明を読んだり見たりしてもイマイチよく分からないんです。
Posted by きりんきりん at 2014年09月13日 19:54
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