2015年06月10日
走る博物館 1

広島電鉄は市内を走る路面区間と、宮島へ行く専用路線があり、以前はそれぞれの区間を走る電車が分かれていたのですが、今では両方の区間を走る電車もあったりと、車両のバラエティが豊富です。

誰が言ったか知らないが、広島電鉄は「路面電車の博物館」などと呼ばれています。
古い電車もあればや全国あちこちから集まった中古の路面電車が、最新の電車と混じって走りまくっているのがその所以。

今回はあちこちから集まった中古電車をば紹介します。
まずは750形。
元は大阪市電。
1960年代から70年代にかけて、モータリゼーションの煽りで大都市から路面電車が次々消えました。
広島電鉄も経営が圧迫されて新しい車両をを買えなくなった時に、大都市でお役御免になった電車を集めたのでした。
大阪市電は乗ったことがあるけれど記憶がおぼろげですわ。

1150形。
元は神戸市電。
三宮から須磨の水族館まで乗った記憶があります。
神戸高速鉄道ができる前の話です。
広島電鉄の中古電車は元の会社の色に塗られているのですが、この電車は特別。

元の神戸市電はこんな色でした。

3000形
福岡の西日本鉄道の路面区間で走っていた電車。

思えば西鉄という電車はまだ乗ったことがありません。

1900形。
元は京都市電。
これはよく乗りましたねー。懐かしい。

大阪や神戸の市電はだいぶ数が減っているようですが、
この電車はけっこうな数が見られました。

1978(昭和53)年、京都市電の廃止で大都市の規模の大きい路面電車線がなくなって、中古電車の仕入れ先がなくなった所為かどうかは知らないけど、
なんとドイツのドルトムント市の市電もやってきました。
ただ、使い勝手がよろしくなかったり、補修部品が手に入りにくかったりで、今は現役を退いています。
他に、同じくドイツのハノーバー市から寄贈された電車があって、そちらは秋冬の休日に運転されてるそうです。

撮影した場所は広島電鉄の本社前で、1時間ほどいたのですが、アホほど写真が撮れましたので、
まだ続きます。
by きりん
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先月25日から、三泊四日で、初めて、雲仙・長崎に行ってきました。長崎では、路面電車が、現役で交通の弁を果たしています。
Posted by あんちゃん at 2015年06月10日 10:11
いずれ書きますが、3月上旬に富山に行った時に、富山駅前で似たような事しましたんで、このときのお気持ちようわかります。
路面電車の元気な街ってよろしいね。
路面電車の元気な街ってよろしいね。
Posted by チャリダーRYO
at 2015年06月11日 23:23

あんちゃん
チャリダーRYOさん
長崎も富山も広島も、路面電車が市内交通の基幹になってるのがいいですね。
チャリダーRYOさん
長崎も富山も広島も、路面電車が市内交通の基幹になってるのがいいですね。
Posted by きりん
at 2015年06月13日 00:18
